DTMでメロディが作れない人へ|作曲が上達する理論的レシピ4選【初心者OK】
メロディは作れるけれど、理論はいまいち分かっていない。
いつも同じようなメロディになってしまう。
そもそも「良いメロディ」とは何なのか分からない。
そんな悩みを抱え、作曲の上達に限界を感じている方に向けて、いくつかのメロディ作成レシピをご紹介します。
理論に基づいた内容ですが、体系的に学んでいなくてもすぐに使える方法です。ぜひ制作の参考にしてみてください。
コードトーンを部分的にメロディへ入れる

まずはメロディを安定させる方法です。
自由にメロディを書いていて、「どこかコードとの相性が悪い」と感じたら、メロディの要所でコードトーン(コードを構成している音)を鳴らしてみましょう。
当然ながらコードと同じ音を使うため、「コードとよく馴染んでいる」という印象を作ることができます。
ただし、コードトーンだけを並べてしまうとアルペジオのようになり、メロディ性が弱くなってしまいます。
自由にメロディを書いた後の“味付け”として取り入れるのがおすすめです。
ディグリーの特性を意識する

スケールのディグリー(度数)には、それぞれ役割や性質があります。
メジャースケールでは、以下のような特徴があります。
| ディグリー | 性質 |
|---|---|
| 1度 | 安定 |
| 2度 | 緊張 |
| 3度 | 準安定 |
| 4度 | 濁り |
| 5度 | 安定 |
| 6度 | やや暗く安定 |
| 7度 | 不安定 |
これらの性質を意識しながら、メロディに「色」をつけるように音を配置していきます。
例えば、
安定の音を使ったら、
次は不安定な音を置き、
その後に暗さを出し、
最後にまた安定させる。
このように、「安定」と「不安定」のバランスを取りながら構築するのが一つのレシピです。
無意識にできている場合もありますが、改めて意識してみることで、
「メロディが書けない」
という状態から抜け出せることがあります。
ハーモニックマイナースケールを使う

メジャースケールの主音から3半音下を起点にすると、「ナチュラルマイナー(エオリアン)」になります。
しかし、暗さを出そうとしても物足りなさを感じる場合があります。
そこで効果的なのが、「ハーモニックマイナースケール」を部分的に使う方法です。
ハーモニックマイナーは、ナチュラルマイナーの7度を半音上げたスケールです。
そのまま上行させるとエキゾチック(アラビック)な響きになります。
強いマイナー感を出せる一方で、構成音はナチュラルマイナーとほぼ共通しているため、楽曲全体のイメージを大きく崩しにくいというメリットがあります。
ブルーノートを使う

メジャースケールやナチュラルマイナースケールだけでは個性が出しづらい場合、ブルーススケールの音を借用する方法もあります。
ブルーススケールは、メジャースケールにフラット3度・フラット5度・フラット7度が加わったスケールです。これらを「ブルーノート」と呼びます。
特にフラット3度は使いやすく、ブルーノートを使った後に3度や5度などの安定音へ戻すことで、自然なアクセントを作ることができます。
少し加えるだけでも、メロディに独特のニュアンスが生まれます。
まとめ

メロディは本来、自由に、歌心を持って作るのが一番です。
しかし、制作中に詰まってしまうことは誰にでもあります。
そんなときに、今回ご紹介したレシピを取り入れてみることで、
- メロディが先へ進む
- 表現の幅が広がる
- 同じパターンから抜け出せる
といった変化が生まれます。
Akashic DTM教室では、今回のような実践的なレシピを体系的に整理し、「感覚」と「理論」をつなげるレッスンを行っています。
独学で限界を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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