DTMを副業にする方法|未経験から最初の収入を得るまで
「本業を続けながら、DTMで副収入を得たい」「でも、何から始めればいいのか分からない」。そんな方に向けて、私が本業と並行してミックスや作編曲の依頼を受けてきた経験をもとに、未経験からDTMで最初の収入を得るまでの進め方をまとめました。
結論:需要のある仕事から始め、実績で選ばれる状態を作る

DTMの副業を始めるときに大切なのは、次の2つです。
- 需要の多い仕事から始めること
- 実際に作った音源と、客観的な評価で「選ばれる理由」を作ること
依頼する側は、あなたの音を聴いて判断します。最初の依頼が来るまでの時間は、実績を積み上げる時間だと考えてください。
未経験から始めやすいDTMの副業

1. 歌ってみたのミックス
最もおすすめなのが、歌ってみたのミックスです。依頼の数が多く、需要が安定しているため、副業の入口として始めやすい仕事です。ボーカルを聴きやすく整え、オケとなじませる技術が求められます。ミックスを仕事にする考え方はミックスエンジニアになるにはで詳しく解説しています。
2. ゲームのBGM制作
次におすすめなのが、ゲームのBGM制作です。こちらも需要が多く、仕事につながりやすい分野です。作曲や編曲が得意な方に向いています。
BGMの作り方や仕事の取り方は、BGM制作を仕事にする方法|動画・ゲーム向けの作り方と仕事の取り方で解説しています。
最初の依頼が来るまでにやること

私の場合、募集を始めてから最初の依頼が来るまで、半年ほどかかりました。その間に取り組んでいたのが、レーベルからのリリースを増やし、自分のポートフォリオを充実させることです。
依頼がまだ来ない時期は、焦るよりも、聴かせられる作品を増やす時間に使うのがおすすめです。作品が増えるほど、依頼する側が判断しやすくなります。リリースの方法は海外レーベルへのデモの送り方やDTMで作った曲はどこに発表する?で紹介しています。
募集ページで依頼につなげる工夫
ココナラなどのサービスやSNSで募集するとき、私は実際に自分が作編曲・ミキシングをした楽曲を載せるようにしていました。
説明文でどれだけ上手に書いても、依頼する側が一番知りたいのは「どんな音になるか」です。実際の音源を聴いてもらうことが、何よりの判断材料になります。
本業と両立するための時間の使い方
私が本業と並行して依頼を受けていた頃の作業時間は、次の通りです。
| 作業時間 | |
|---|---|
| 平日 | 3時間程度 |
| 休日 | 終日 |
私は作業が早いほうなので、この時間でも月に3件以上の依頼をこなせました。ただ、作業のスピードは人によって違います。最初は自分のペースをつかむためにも、受ける件数を少なめにして始めると安心です。
本業がある人の納期の決め方
本業があると、使える時間は限られます。私は次のように、2週間で仕上げる流れを決めていました。
- 1週間後:第一稿を提出する
- その後の1週間:修正を反映し、確実に最終納品の形まで仕上げる
第一稿を早めに出しておくと、依頼者からのフィードバックを受ける時間を確保でき、最終納品に余裕を持てます。
トラブルを防ぐ2つの工夫

1. 事前にしっかりヒアリングする
トラブルの多くは、依頼者とのイメージのずれから起こります。私は事前にしっかりヒアリングをして、意識のずれが最小限になるようにしていました。可能なときは、対面でヒアリングしていました。
2. ラフミックスの段階で入金をお願いする
支払いの遅れを防ぐために、ラフミックスが終わった時点で入金をお願いしていました。作業の途中で支払いのタイミングを決めておくと、納品後に支払いが滞るリスクを減らせます。
在宅で作業する人ほど気をつけたいこと
受講生を見ていて、特に在宅でリモートワークをしている方に多いのが、仕事と制作のオンとオフをつけられなくなり、作業しすぎて精神的に疲れてしまうことです。
本業も副業も同じパソコンの前で行うと、休む時間がなくなりがちです。意識してパソコンから離れる時間をつくることをおすすめしています。
副業の収入を伸ばすには
副業を続けて収入を伸ばすために私が意識しているのは、客観的な評価を多く得ることです。具体的には、コンテストで結果を積んだり、レーベルからのリリースの数を増やしたりしています。
第三者からの評価は、依頼する側にとって安心材料になります。コンテストへの挑戦についてはリミックスコンテストの勝ち方で解説しています。
副業で結果を出した受講生の例
Akashic DTM教室の受講生の中には、副業として、女性シンガーの楽曲の作編曲からミキシング・マスタリングまでを担当した方がいます。作曲からミックスまで一貫して担当できると、依頼の幅が大きく広がります。
始める前に確認しておきたいこと
会社員の方は、勤務先の就業規則で副業が認められているかを事前に確認しておきましょう。また、副業で収入が出た場合、金額などによっては確定申告が必要になることがあります。詳しくは国税庁のサイトや、税理士などの専門家に確認してください。
AI時代だからこそ、早く始めてほしい
AIが、さまざまな音楽の作業をできるようになり始めています。だからこそ、誰よりも早くスキルを身につけておくことが、これからのAI音楽時代に仕事を取る秘訣だと考えています。
AIによる音楽が世の中にあふれる前に、少しでも早くスキルと実績を積み上げてください。
よくある質問

Q. 未経験でも、DTMの副業で依頼は来ますか?
来ます。ただし、すぐに来るとは限りません。私も最初の依頼までに半年ほどかかりました。その間に作品やリリースを増やし、聴いてもらえる実績を用意しておくことが大切です。
Q. 最初は何の仕事から始めるのがいいですか?
需要の多い歌ってみたのミックスがおすすめです。作曲が得意な方は、ゲームのBGM制作も仕事につながりやすい分野です。
Q. 本業が忙しくても続けられますか?
平日は短い時間でも、休日にまとめて作業すれば続けられます。私は平日3時間程度、休日は終日という形で依頼を受けていました。第一稿までの期間と最終納品までの期間を先に決めておくと、無理なく進められます。
副業で受けるときの料金の決め方は、ミックス依頼の相場と料金の決め方で解説しています。
作曲で得られる収入の種類や組み合わせ方は、作曲の収入の仕組み|配信・印税・BGMで何が入るのかで解説しています。
まとめ
- 副業は、歌ってみたのミックスやゲームのBGM制作など、需要の多い仕事から始める
- 最初の依頼までの時間は、ポートフォリオやリリースを増やす時間に使う
- 募集ページには、実際に作った音源を載せる
- 納期は「1週間で第一稿、次の1週間で最終納品」のように先に決める
- 事前のヒアリングと、ラフミックス時点での入金でトラブルを防ぐ
- パソコンから離れる時間をつくり、作業しすぎない
作曲・DTMで収入を得るルートの全体像は作曲・DTMを仕事にする方法|プロ・副業で収入を得る5つのルートで解説しています。
副業でDTMを始めたい方へ
Akashic DTM教室では、本業がある方でも続けやすいマンツーマンのオンラインレッスンで、仕事として通用するスキルをお伝えしています。ミックスから始めたい方はミックス講座、作編曲から始めたい方は作曲講座をご覧ください。何から始めるか迷っている方は、無料体験レッスンでご相談ください。

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