音が広がらない人必見!DTMミックスのステレオ設計を見直す | Akashic DTM教室

プロ志向のミキシング

DTMでミックスをしていて、

  • ステレオエンハンサーを使っても音が広がらない

  • マスタリングしても市販曲のようなスケール感が出ない

  • 音が中央に固まってしまう

このような悩みはありませんか?

その原因の多くは、ミックス段階でのステレオ設計ミスにあります。

ステレオは“広げるもの”ではなく、設計するものです。

まずはプラグインに頼る前に、
パンニング設計を見直しましょう。


ステレオ設計の基本は「3点定位」

ミキシングスタジオ

ステレオ設計は、まず3点定位から始めます。

  • L(左)

  • R(右)

  • C(中央)

この3点を基準に配置することで、
自然な広がりと音の分離を同時に実現できます。

例えばバンド編成の場合:

  • ギター → L/Rに振り切る

  • ボーカル/キック/スネア/ベース → C

  • その他のドラム → 中間定位

このように極端に配置することで、
ステレオの“最大幅”を先に確保します。

ミックスの基本的な考え方について、
▶︎ ミックスの考え方の6つのチェックリストはこちら


中間定位がステレオの自然さを作る

DTMでミックスをする楽しそうな女性

3点定位だけでは音がバラバラに聴こえることがあります。

そこで重要になるのが中間定位です。

例:

  • L30

  • R40

このような位置に配置することで、

  • ドラムキットの自然な広がりを作る

  • L/R/Cの接着を行う

という効果が得られます。

極端なパンニング → 中間定位で接着
この順番が重要です。


リバーブは“空間接着剤”

リバーブのプラグインのイメージ画像

ステレオ設計の仕上げがリバーブです。

リバーブは音を派手にするためではなく、
空間を統一するためのものです。

まずは各パートに実在する空間を想定した少量のリバーブを加えます。

例:

  • ドラム → Small Room

  • ボーカル → PlateまたはRoom

その後、全体に薄く“仮想空間”のリバーブを加えます。

これがL/R/Cの間を埋める接着剤になります。

ボーカルリバーブの詳しい考え方はこちら
▶︎ ボーカルのリバーブ設定で失敗する人の共通点


マスタリングで広げるのは最後

ステレオイメージャーのプラグインのイメージ画像

ミックス段階で設計ができていれば、
マスタリングでのステレオ拡張は“仕上げ”になります。

ポイント:

  • 低域は広げすぎない

  • 中高域を中心にイメージャーを使う

  • 中間定位が崩れていないか確認する

必ずリファレンス楽曲と聴き比べましょう。


なぜ音が広がらないのか?

ミックスを行うスタジオ

音が広がらない原因は、次の3つに集約されます。

  1. 最初から中間定位ばかり使っている

  2. 中央に情報が集中しすぎている

  3. リバーブが空間ではなくエフェクトになっている

これらを改善するだけで、
ミックスのスケール感は大きく変わります。


まとめ

DTMでミックスをする楽しそうな日本人女性

DTMミックスにおけるステレオ設計の基本は、

  1. 3点定位で最大幅を作る

  2. 中間定位で自然さを出す

  3. リバーブで接着する

  4. マスタリングで仕上げる

です。

もしマスタリングで広がらない場合は、
ミックスに戻って設計から見直しましょう。

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独学でミックスが伸び悩んでいる方は、
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